先日、とある作家さんのところへおじゃましてきました。
十日町市出身の陶芸作家、村山大介さんの工房
村山大介陶芸研究所です。
ご自宅の一角にギャラリーと工房を構え、
こちらで作品の販売もされています。
素朴で柔らかい色合いなのに、静かに確かに存在感を放つ
村山さんの器たち。
特徴的な縦に入ったラインは鎬(しのぎ)といい、
全て手作業でつけているとのこと。
一見同じ大きさの器でも、よく見ると一つ一つ違う表情をしています。
釉薬によるカラーも豊富で、印象がガラリと変わります。
白いレンガの大きなガス窯。
この窯のなかにこつこつ制作した器を詰めて
器の高さに合わせて段を作り、焼きあげます。
ガス窯を使うため作業には丸一日かかり、寝る時間も取れないのだとか。
工房を案内してくださった奥様からの
お茶の差し入れや器の使い方も素敵でした…!
村山さんと奥様の二人三脚での器づくりを通して
おうちづくりとの共通点に気づかされました。
おうちも器も、
大きさや形は違えど
いくつもの工程を経て
住まう人・使う人の気持ちや幸せな顔を浮かべて、
人の手で作りあげられるもの。
↓村山大介さんのHP・Instagram
どれも素敵で悩みに悩んで選んだ器を使用させていただき、
今週末、新たなイベントを開催します。
それでは、ご観覧ありがとうございました!
youhomes林ひとみ